長年の活動疲れを収益化で自走化

Last update: 2026,4,6

まちづくり組織, プロジェクト全体, まちづくり人材育成

CASE STUDY

支援先の属性 非営利団体
目的 摂食障害の当事者は人口の約1割にのぼると言われている。
しかし、支援体制が不十分であることから、これまで支援活動が行われてきた。
活動概要 摂食障害の方を支援するための様々な活動を実施していた。
・月に1回の交流会
・セミナー
・啓発のためのパンフレット制作
など
課題 活動は長年ボランティアとして実施されてきた。しかし、仕事に充てるべき時間を割いて活動することも多く、無報酬のままでは継続が困難であるという課題を抱えていた。
状況 活動開始から10年が経過し、運営自体は安定した状態で行えている。
しかし、正当な報酬を得るための仕組みや手法が確立されず活動の継続を検討していた。
相談内容 活動を継続するために50万円程度の収入を得る方法について相談があった。あわせて、カフェを開設するための施設改修費の確保についても相談があった。
支援概要 活動内容を精査した結果、活動自体や提供コンテンツに関しては支援の必要がないと判断した。
今回は、事業の自走化(収益化や継続体制の構築)に限定して支援を実施することとなった。
支援結果 ■49万円の特別協賛を獲得し、活動の継続が決定した。

■別の補助金情報を共有して申請書の作成を支援した結果、無事に採択された。これにより、カフェ開設に向けた投資を実施した。

自走化支援内容

自走化の方法

1年間の活動を安定して継続させるためには、単発の支援ではなく年間を通じた収益源が必要であると判断し、協賛獲得のスキームをご提案し獲得しました。
また、施設の整備による事業拡大を見据え、活用可能な補助金の紹介から申請、採択に至るまでのプロセスを全面的に支援し採択となりました。

新たな収入を得たことで活動を継続できることになりました。
補助金を得て投資ができたことで更なるサービス拡充と収入増につながりました。

獲得した収益

特別協賛:49万円×1社限定 =49万円(税込)
補助金: 120万円(補助率 10/10

特別協賛の設計

今回の自走化において鍵となった「特別協賛」の戦略です。

1.ターゲット選定の狙い

対象業種: 人材派遣会社
選定理由: 摂食障害を抱える方の中には、就労が困難な方や、やむを得ず仕事を縮小されている方も多くいらっしゃいます。そうした方々への支援活動に企業として参画いただくことで、将来的な求職時における「マインドシェア(3番目以内に思い出す企業)」の向上と、クリーンな企業イメージの確立を狙いました。これにより、求職者から「選ばれる企業」になるためのブランディングを強化しました。

2.協賛企業へのメリット(提供価値)

単なる寄付にとどまらず、企業側の経営課題(ブランディングや採用促進)を解決するパッケージとして設計いたしました。

ブランディング・プロモーションの強化

ネーミングライツ: 活動に企業名を冠し、各種広報媒体での露出を最大化させます。
パンフレット広告: 1万部配布するパンフレットの裏面3分の1を占有枠として提供し、確実な認知を獲得します。

コミュニティを通じた接点構築

定期交流会への参加: 交流会への参加を通じて、対象者や関係者との直接的な接点を構築します。

今後の展開例

プロジェクトに対しての協賛をえましたが、事業単体でも協賛を得ることで収入増が見込まれます。
補助金で設備投資したカフェ事業の拡大で収入増が見込まれます。