CASE STUDY
| 支援先の属性 |
・市役所 ・まちづくり会社 第3セクター |
|---|---|
| 目的 | 大津駅前の賑わい創出と自走化。 |
| 活動概要 |
大津駅前の賑わいを創出するため、利用者が積極的に活用したくなる仕組みの構築、および人材の発掘と育成を実施。 支援後も弊社がいなくても自走化するために、支援者の育成と仕組構築を行った。 |
| 課題 | 大津駅前におけるイベント開催数は年間5件にとどまっており、県都の玄関口として賑わいが不足している状況であった。 |
| 状況 |
2023年の大津駅前におけるイベント開催数は、年間でわずか5件(実施主体は1団体のみ)にとどまっていた。 イベントの集客力も乏しく、同エリアにおいて積極的にイベントを開催する機運は醸成されていなかった。 また、イベントを実施するプレイヤーもいない状況であった。 |
| 相談内容 | 大津駅前の賑わい創出を目的として、イベント開催件数、プレイヤーの増加、およびモデルとなる成功事例の確立をしてほしいと相談。 |
| 支援概要 |
下記支援を実施↓ ・イベントを実施しやすい仕組みの構築 名称、レンタルスキーム、備品導入、管理人構築など ・プレイヤー創出 イベント初心者向けの講座を実施しプレイヤーを創出。 ・プレイヤーの育成 伴走支援、講座でイベントプレイヤーを育成。全て初経験者。 ・イベント成功による機運醸成創出 伴走支援したプレイヤーのイベントが大成功したことで「大津駅前=イベント成功する場所」という位置づけが成功。 ・地域事業者で自走できる体制の構築 地域のまちづくり会社で専属スタッフを雇用していただき、イベントのやり方や伴走支援に同伴いただきノウハウを提供。 プレイヤーを支援するノウハウを得た。 ・プレイヤー創出の更なる仕組構築 2年間で弊社の支援や講座が無くなるため「大津駅前イベントプランコンテスト」を企業協賛で実施できる体制を構築。 毎年、新たなプレイヤー創出や当該地域の話題性を生み出すことでプレイヤーが生まれやすい環境を構築。 |
| 支援結果 |
■ イベント件数14倍以上増 2023年度: 5件(支援開始前) 2024年度: 76件(トライアル料金にて実施) 2025年度: 79件(正規料金への移行により収入増) ※イベントの定義:イベント開催、キッチンカー出店などの会場利用を指します。 ■イベントの成功 集客に成功するイベントを多数輩出。 ■プレイヤー増 大津駅前でイベントを実施するプレイヤーを多く輩出。 多くがイベント初開催。 ■自走化の見込み 地域人材で伴走支援を実施する体制を構築。 2026年度には弊社の関与を離れ、自治体予算にも頼ることなく、管理費や人件費をすべて自活的に捻出できる見込み。 伴走者新聞記事:https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20260327-GYTNT00228/ |
自走化支援内容
自走化の方法
本事業は、2024年度から2025年度までの2年間を支援期間として最初に設定し実施いたしました。
弊社の支援終了後も、地域の事業者様が主体となって継続的に賑わいを創出できる仕組みを構築することを最大の目的としております。
具体的な支援内容としては、現地で専属スタッフを雇用していただき採用の実施支援、日々の業務への同行や「伴走支援」を通じて、イベント運営のノウハウを直接的に継承いたしました。
また収益面においては、会場利用料や備品レンタル料、および自主イベントの収益によって運営を継続できる「自走化」の体制を整備しております。これにより、2026年度には弊社の関与を離れ、自治体予算に依存することなく、管理費や人件費のすべてを自活的に捻出できる見込みとなりました。
獲得した収益
会場利用料、備品レンタル料、自主イベント収入となります。
※情報非公開であるが、人件費1人分の収入が得られる見込み。
利用を増やす仕組み
今回の自走化において鍵となった「利用料」の戦略です。
1年目はトライアル料金を設定
1年目は実績が無いため、高い料金設定だと借りてが少ないため、トライアル料金という設定で実施しました。
多くの利用者とイベントの成功事例を生み出すことで、イベント会場としてのブランディング醸成に成功しました。
2年目は料金を通常に戻し、伴走支援では協賛獲得を強化
これまでのトライアル料金を廃止し、新たに「初回利用者限定」で旧トライアル価格に近い料金を適用する仕組みを導入し新規の方はチャレンジしやすい状況を構築いたしました。
その結果、利用件数は79件と微増いたしましたが、利用料収入については大幅な増加を達成しております。
支援にあたっては、利用料が上がっても「協賛」を獲得することで、それを上回る収益を確保できる旨をアドバイスし、協賛獲得に向けた支援を強化いたしました。
具体的には、協賛獲得依頼の伴走支援を5件実施し、そのうち4件で目標金額(10万円〜30万円)を達成することができました。
利用を増やす仕組構築「備品レンタル」
イベント主催者の皆様にとって使い勝手の良い会場とするため、必要な備品を新たに導入し、レンタルサービスを開始いたしました。備品を拡充したことで、イベント運営の質が向上し、各催事の成功確度を高めることにつながりました。
利用を増やす仕組構築「広報サポート」
多くのイベント主催者様において、広報活動が不十分であるという課題が見受けられました。そこで、無料で活用できるWebサイトやチラシの配布先を精査し、リスト化して提供いたしました。
具体的には、10件以上の無料Web媒体に加え、合計1万部以上のチラシ配布が可能なネットワークを確保し、無料で実施できる広報網を大幅に強化する仕組みを構築いたしました。この取り組みにより、各イベントの集客力が向上し、成功率を大きく高めることができました。
利用を増やす仕組構築「大津駅前イベントプランコンテスト」
2026年度より、大津駅前でのイベント開催を希望する企画を公募し、優れた事業に対して賞金を授与する新規事業を開始する予定です。
採択にあたっては「新規性」や「継続性」などを基準に設定し、新たなプレイヤーの育成や魅力的なコンテンツの創出を図ります。本事業は、企業の広告協賛金を原資として運営する仕組みを整えており、持続可能な体制を構築いたしました。
弊社では、本プロジェクトの全体提案をはじめ、事業スキームの発案から構築、協賛獲得の推進まで、一貫した支援を行いました。
今後の展開例
らなる賑わい創出と収益性の向上に向け、以下の施策が有効であると考えております。
・「自主イベントを増やす」 新たな必要なイベントの創出
・「企業と連携した長期貸し」ビアガーデン、展示会などの長期活用
・「企業催事の増加」現状、企業の催事利用がない


